静的サイトジェネレーターを使ってみた 2020-06-29
最近は静的サイトジェネレーターで遊んでいる、@ひかげです。
WordPressもバージョンアップ、サーバーのPHPのバージョンアップなど、サイトを運用するために管理もあります。
WordPressの動作要件も、PHP バージョン7.4以上、MySQL バージョン5.6または MariaDB バージョン10.1以上のサーバーを推奨なので、場合によってはサーバー移行などが必要になります。
静的サイトだと、生成されるのは昔ながらのHTMLファイルなので、データベースやPHPは不要のApache または Nginxで利用できます。(日本語のファイル名やディレクトリ名に対応したサーバーだとストレスは少ない)
静的ページのデメリット
昔ながらのHTMLと同じなので、WordPressのような動的な性質と異なります。
- リアルタイムな情報を反映させにくい(更新やビルドはパソコン作業が中心)
- お問い合わせフォームやサイト内検索の導入が面倒
- コメント機能も無いので、インタラクティブ(双方向性)が弱すぎる
使ってみた静的サイトジェネレーター
制作環境は、パソコン: ThinkPad X230(Lenovo)、OS: xubuntu 18.04.4 LTS (Bionic Beaver)にて。
基本的にマークダウン記法が使えるので、WordPressよりも記事が書きやすい。
公開中のサイト
静的サイトジェネレーターでビルドしたものを公開中。
- HTMLテンプレート レスポンシブ (Hugo)
- Zolaで遊ぶ (Zola)
- ひかげGatsbyJS (GatsbyJS)
静的サイトジェネレーターの使用感
仕様や使いやすさは、静的サイトジェネレーターによって違いがあります。
- Hugo
- 柔軟で初心者にも使いやすい印象。ビルド生成も速く、日本語情報も多いのでオススメ。学習コストは低め。(日本語のファイル名やディレクトリ名に対応したサーバーが吉)
- Zola
- xubuntuからインストールも簡単だったので、なんとなく使ってみたところ、ビルドも速めでシンプルな感じが扱いやすい。日本語情報が非常に少なく、Hugoと比べると機能は少ない印象。学習コストは低め。個人的には割と好きなタイプ。(rust-unidecodeによる英語スラッグへ自動変換されるので、どのサーバーでも使いやすい)
- GatsbyJS
- 初心者にはハードルが高い印象。書籍も購入してみたところ、導入やインストールの時点でつまづく。日本語情報は多いが学習不足により挫折気味。スターターテーマで低機能だと短時間で公開まではできる。ビルドは遅め。(サーバー条件は未調査。たぶんHugoと同じような気がする)
おわりに
動的なWordPressや静的サイトジェネレーターには、それぞれの良さがあります。
結局は、目的と使い方次第なので、サブドメインやサブディレクトリで新たに運用していく考え方もありますね。
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