簡単にDIY作業台を自作する方法(初心者向け 750x900x600サイズ)
「DIY 作業台 自作 かんたん」をコンセプトとして、超初心者でも安心して取り組める、安価でそこそこに丈夫な作業台をDIYで作る方法を目指します。
カンタンに作りやすい、高さ750mm、幅900mm、奥行600mmの作業台(三点支持の三脚タイプ)を目安に、必要な材料や道具、手順をご紹介します。
DIY作業台のサイズ目安
- 高さ:750mm(作業しやすいスタンダードな高さ)
- 幅:900mm(広い作業スペースを確保)
- 奥行:600mm(コンパクトながら十分な作業領域)
これらのサイズは、安価で簡単に作れる作業台として最適です。
以下の材料と手順で、誰でも短時間で完成させることができます。
必要な材料
コーナンPROを前提に、以下の材料を準備します。
- 天板(合板1点、900mm x 600mm、最低2枚カットがベター)
- 脚部材(6点、長さ750mm、ホワイトウッド2点)
- 横つなぎ材(8点、長さ450mm、野地板2点)
- コーススレッド(25mm、48本程度)
費用の目安:2,500円 から 3,700円(カット代や材料の選び方で変動します)
材料の参考画像
天板の合板は、端材売り場で安価に良いサイズと出会えることもあります。(タイミングで合板だけ先に購入して保管するなど)
必要な道具
作業台をDIYするためには、以下の道具が必須です。
- 電動ドライバー(+2ビット)
- 下穴ドリルビット(3mmか4mm、ビスの接合で木割れを防止)
あれば良い道具
- 布ヤスリ(100番、180番、240番が良く使う。紙ヤスリでも良い)
- 木工用ボンド(接着が必要な場合)
- クランプ(ビス打ちの際に部材を固定したい場合)
- OPPテープ(ダイソーで入手しやすい、おもに合板のササクレを防止したい場合)
これらの道具は、初心者でも使いやすく、手軽に入手できるものばかりです。
DIY作業台の作り方
ステップ1:脚部材を準備する
まず、750mmの長さにカットした脚部材を3本準備します。そして、450mmの横つなぎ材を4本用意します。
ステップ2:三脚構造を作る
次に、脚部材に横つなぎ材を取り付けて、三脚構造を2セット作ります。コーススレッド(ビス)でしっかりと固定します。木工用ボンドを併用することで、さらに強度が増します。
ステップ3:脚部と天板を組み立てる
三脚構造(2セット)を作ったら、天板(900mm x 600mm)を乗せて完成です。
必要に応じて脚部と天板をビスで固定したり、作業台が安定するように、クランプを使って部材をしっかりと固定すると、作業がしやすくなります。
ステップ4:仕上げ
作業台が完成したら、仕上げとして天板の角をヤスリで丸くするなど、安全対策を施して完成です。
完成!安価で丈夫なDIY作業台が完成
これで、安価で簡単に作れるDIY作業台が完成しました。
DIY初心者でも安心して作れるので、ぜひ挑戦してみてください!
作業台を使って、さらにDIYスキルを磨くことができます。
補足
三点支持の三脚は、地面が不均一でも、3本の脚が地面に接する位置は必ず三角形になります。
この三角形の構造が、どんな不均一な地面でも安定します。
4脚構造は、バランスが崩れやすく、1本でも短かったり、地面との接地が不完全な脚があると、他の脚がしっかりと接地していても全体がガタつきやすくなります。(高さ調整のアジャスターがあればベスト)
4脚構造で「ペケ台」や「2×4方式」などのDIY作業台は、制作の時間・道具や材料が増えてくるので、コストも掛かりやすいため、初心者にとってはハードルが高く感じることが多いです。
特に、丸ノコや電動工具を使うことが前提となる場合、初心者には敷居が高いという現実もあります。
頑丈な作業台をDIYで自作することもできますが、個人的には時間を掛けて作業台を自作することが目的ではなく、作品をつくることに時間を使うほうが良いと考えます。
大きな作業台ほど、移動の制限・据え置きによる場所の問題も出てくるので、作品のサイズ・自分の技術・様々なコスト・場所や環境などのレベルとバランスに合わせたDIYに取り組むと無難です。
作業台の参考画像
T字タイプにすると、墨付け・ビス止めの位置・ビスの長さなど、手間が増えるので面倒に感じました。
胴縁などの細い木材はビスの固定場所にも限界があり、自立するが全体的に弱く感じるので、揺れ・耐荷重などが少し不安。(使い方や用途が限られてしまう)
家具職人や大工さんを目指しているわけではないので、初心者が「チョットしたものを作りたい・つくってみたい」のために、かんたんに自作できる作業台でDIYを楽しむことができます。
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